【プレスリリース】Z世代のオンライン営業に関する調査

Z世代の半数以上がオンライン営業で「絶望」経験あり!背景に「言いたいことがなかなか伝わらない」などの声
また、意外にもZ世代営業職の7割が「対面での営業」を希望!気になるその理由とは?

一般社団法人オンラインコミュニケーション協会(本社:東京都千代田、代表理事:初谷 純)は、Z世代(26歳以下)の営業職104名に、オンライン営業に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

■調査サマリー

■調査概要

調査概要:オンライン営業の絶望調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年1月31日〜同年2月2日
有効回答:Z世代(26歳以下)の営業職104名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「オンラインコミュニケーション協会」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://onlinecommunication.jp 

■調査内容

■Z世代の52.9%が、オンライン営業において、不安や焦り・無気力感など絶望に近い感覚を持っている経験あり
「Q1.あなたはオンライン営業において、不安や焦り・無力感など絶望に近い感覚を持った経験はありますか。」(n=104)と質問したところ、「非常にある」が10.6%、「ややある」が42.3%という回答となりました。


■オンライン営業において、絶望に近い感覚を持った場面、「言いたいことが中々伝わらない」が60.0%で最多 Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q2.オンライン営業において、特にどのような時に絶望に近い感覚を持ちましたか。(複数回答)」(n=55)と質問したところ、「言いたいことが中々伝わらない」が60.0%、「相手からのリアクションがない」が45.5%、「相手とのアイスブレークがうまくいかない」が38.2%という回答となりました。



■絶望に近い感覚をもった具体的なエピソード、「お客様との会話が途切れてしまい相手になかなか伝わらない」などの声
 Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q3.オンライン営業において、絶望に近い感覚を持った具体的なエピソードについて、自由に教えてください。(自由回答)」(n=55)と質問したところ、「お客様との会話が途切れてしまい相手になかなか伝わらない。」や「喋るタイミングが重なったりして、自由に喋るのが難しい」など41の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・26歳:お客様との会話が途切れてしまい相手になかなか伝わらない。
・23歳:喋るタイミングが重なったりして、自由に喋るのが難しい。
・26歳:相手の顔が見えない状態で、こちらが話していることに反応がないとき。
・26歳:伝わったのか伝わっていないのかよくわからない。
・26歳:実際に見てもらわないとわからないものだと伝えにくい。

■相手からのリアクションがない時の心境、7割以上から「不安」や「気まずい」の声
Q2で「相手からのリアクションがない」と回答した方に、「Q4.その時のあなたの心境として、どのようなものがありましたか。(複数回答)」(n=25)と質問したところ、「不安」が72.0%、「気まずい」が72.0%、「焦り」が40.0%という回答となりました。


■約4割が、相手に対して「ちょっと失礼だな」と感じた経験あり
「Q5.オンライン営業をする中で、相手に対して「ちょっと失礼だな」と感じた経験はありますか。」(n=104)と質問したところ、「非常にある」が7.7%、「ややある」が30.8%という回答となりました。


■オンライン営業をする中で失礼だと感じた人の特徴、「常にカメラをオフにしている」が52.5%で最多
Q5で「非常にある」「ややある」と回答された方に、「Q6.オンライン営業をする中で、失礼だと感じた人の特徴を教えてください。(複数回答)」(n=40)と質問したところ、「常にカメラをオフにしている」が52.5%、「リアクションがない」が47.5%、「自分の発言を遮って発言する」が40.0%という回答となりました。



■オンライン営業をする中で失礼だと感じた人の特徴として、「途中から他の作業をしている」や「スマホをいじりながら話を聞いている」などの声も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、オンライン営業において失礼だと感じた人の特徴があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=40)と質問したところ、「途中から他の作業をしている」や「スマホをいじりながら話を聞いている」など24の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・24歳:途中から他の作業をしている。
・23歳:スマホをいじりながら話を聞いている。
・23歳:服装が部屋着。
・26歳:カメラは映っているのに本人が入っていない。
・24歳:雑音が多い。
・25歳:雑音が入ってるにも関わらず話す声が小さく聞き取れない。
・25歳:ずっとカメラと音声がオフになっていた。


■約7割が、今後の営業活動は「対面」が良いと回答
「Q8.今後の営業活動は、対面とオンラインどちらの方が良いと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「対面」が70.2%、「オンライン」が15.4%という回答となりました。



■対面での営業活動を希望する理由、「対面の方が信頼関係を築きやすいから」が69.9%で最多
Q8で「対面」と回答した方に、「Q9.対面での営業活動を希望する理由を教えてください。(複数回答)」(n=73)と質問したところ、「対面の方が信頼関係を築きやすいから」が69.9%、「オンラインでのコミュニケーションが難しいから」が53.4%、「対面の方が相手の感情を読み取りやすいから」が45.2%という回答となりました。



■オンラインの営業活動を希望する理由、「移動の時間を削減できるから」が56.2%で最多
Q8で「オンライン」と回答した方に、「Q10.オンラインでの営業活動を希望する理由を教えてください。(複数回答)」(n=16)と質問したところ、「移動の時間を削減できるから」が56.2%、「接待等、営業活動に付随した慣習がないから」が37.5%、「オンラインでの商談を望む顧客が多いから」が31.2%という回答となりました。

■まとめ

 今回は、Z世代(26歳以下)の営業職104名に、オンライン営業に関する調査を行いました。
Z世代の多くが、オンライン営業において、「言いたいことが中々伝わらない」や「相手からのリアクションがない」等の場面で、不安や焦り・無気力感といった絶望に近い感覚を持った経験があることがわかりました。また、約4割が、オンライン営業をする中で、「常にカメラをオフにしている」といった相手に対して失礼だと感じていたこともわかりました。

 今後の営業活動は、Z世代の多くが「信頼関係を築きやすい」や「オンラインでのコミュニケーションが難しい」などから、「対面」が良いと思っている一方、「移動の時間を削減できる」などのメリットから、「オンライン」営業を希望する声も一部ありました。

 コロナ禍の影響で、在宅勤務やリモートワークといった働き方の多様化もあり、今後もオンライン営業はなくなることはないでしょう。コミュニケーションが対面の時とは異なり、難しいと感じることも、社外の専門家プロのサポートを受けてみることで、画面越しでのコミュニケーションが円滑に進められるようになるかもしれません。

■一般社団法人オンラインコミュニケーション協会の取組み

一般社団法人オンラインコミュニケーション協会では、テレワークを導入、推進する法人企業、公共団体向けに、画面越しでのコミュニケーションを円滑に進められるよう、下記の学習コンテンツを提供しております。

・チャットによるテキストコミュニケーション術研修
・オンライン会議術研修
・スマートテレワーク術研修
・コミュニケーションロス防止研修   その他
https://onlinecommunication.jp/training/

これまでに263件を超える法人企業、公共団体向けのオンラインツール活用の支援実績から導き出された、オンライン会議で生産性を落とさない方法や、画面越しのコミュニケーションにおけるテクニックなど、ビジネスを加速させるための学びを提供いたします。

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法人概要

法人名 :一般社団法人オンラインコミュニケーション協会
     (Online Communication Association)
代表理事:初谷 純
住所  :〒102-0083 東京都千代田区麹町4-1-4 西脇ビル
事業内容:
(1) オンラインコミュニケーションに関する調査及び研究
(2) オンラインコミュニケーションに関する学習教材の制作、販売
(3) オンラインコミュニケーションに関する研修、セミナーの実施
(4) 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
HP  :https://onlinecommunication.jp

<報道関係・取材等の問合わせ先>
一般社団法人オンラインコミュニケーション協会  初谷/浪岡
E-mail: info@onlinecommunication.jp

<オンラインコミュニケーションに関する研修、コンサルティング等の問合わせ先>
https://onlinecommunication.jp/contact